2012年11月9日金曜日

脱毛症の種類「脂漏性(しろうせい)脱毛症」


脂漏性脱毛症とは

脂漏性脱毛症とは、ホルモンバランスが崩れ皮脂が分泌されすぎてしまうことによって起こる脱毛症です。

皮脂が分泌されすぎるとどうなってしまうのでしょうか?

皮脂が毛穴を塞いでしまうから髪の毛が抜けるわけではありません。皮脂によって毛穴を塞がれると、毛穴周辺に細菌が異常繁殖し、その結果毛根が炎症を起こし髪が抜け薄毛になってしまうのです。


脂漏性脱毛症の原因

脂漏性脱毛症の原因は、ホルモン作用によるものが大きいと言われています。

ただし、それだけではなく栄養のバランスの悪い食生活や、日々のストレスなども非常の大きく関わってきていると考えられています。

思春期に発症することが多く、成長期の中で精神が不安定になったり栄養が偏ってしまうことが薄毛の原因となっているようです。


脂漏性脱毛症の治療

まずは毛穴に詰まってしまった皮脂を取り除くことが大切です。その際は育毛シャンプーなど、なるべく刺激のないシャンプーを使いましょう。

特に、皮脂の過剰分泌や頭皮の炎症が治まるまでは、なるべく丁寧に皮脂を洗い、頭皮を健康な状態にしてください。

食生活にも気を使い、ビタミンB群を多く含む食品を摂取しましょう。また食物繊維も積極的に取るようにして薄毛を改善して下さい。

ビタミンB群を多く含む食品
ほうれん草、魚介類、豆類、卵

食物繊維を多く含む食品
イモ類、海藻類、キノコ類


その他、脂肪分の多い、ナッツやスナック菓子などは控えたほうがいいです。また刺激の強いアルコール、コーヒー、煙草などはなるべく避けて下さい。

また適度な運動をして、心と体をリフレッシュすることも大切です。