2012年11月3日土曜日

頭皮に良い・悪いシャンプーの成分

頭皮にいいシャンプー

シャンプーと一言でいっても実はいろいろな種類のシャンプーがあります。抜け毛・薄毛を予防するために、頭皮を清潔に保つことがシャンプーの役目ですが、間違ったシャンプーを選ぶとむしろ毛穴をつまらせたり頭皮の環境を悪化させてしまうこともあるのです。

頭皮を清潔な環境に保つためにはいったいどんなシャンプーが必要なのか。今自分が使っているシャンプーは大丈夫なのか、きちんと理解して洗髪をするようにしなくてはいけません。


界面活性剤を知ろう

シャンプーの中には界面活性剤と呼ばれる成分が入っています。この成分が洗浄成分となって髪や頭皮を洗って清潔に保ってくれるのです。

しかしこの界面活性剤にもいろいろな種類があって、物によっては刺激が強く頭皮や髪の毛を傷つけてしまい、抜け毛・薄毛の原因となってしまうものもあるのです。

シャンプーを買う前に、いったいそのシャンプーにはどんな種類の界面活性剤が入っているのか見極める必要があります。


合成界面活性剤は危険

この界面活性剤ですが、今最も主流になっているものは「ラウリル硫酸系」という合成界面活性剤で、おそらく一般に出回っているシャンプーの9割にはこれが含まれています。この成分が入ったシャンプーのことを「高級アルコール系シャンプー」と呼びます。

高級アルコール系シャンプーの特徴は、シャンプーの泡立ちがよく汚れがとても落ちやすいことです。ただデメリットもあって、高級アルコール系シャンプーは刺激が強く頭皮に炎症を起こしたりすることがあるなどの問題点もあります。

また強力な洗浄力のために、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。さっぱりして綺麗になったつもりが、じつは頭皮の栄養分まで持っていってしまうわけです。

皮脂を必要以上に洗ってしまうと、頭皮からまた必要以上に皮脂が分泌され、その過剰に出てきた皮脂が酸化して毛穴に詰まってしまうことがあります。脂というと害があるように思われがちですが、皮脂もある程度は残しておかないといけません。


アミノ系シャンプー

ラウリル硫酸系のシャンプーに比べ刺激が少なく、抜け毛・薄毛の対策に適したシャンプーが、「アミノ酸系シャンプー」と呼ばれるものです。

人体を構成するアミノ酸を使用しているので、頭皮にもやさしく刺激も少ないシャンプーです。もちろん洗浄力もありますが、高級アルコール系にくらべちょうどよい洗浄力になっていて皮脂も洗い流し過ぎないようになっています。

このため、育毛シャンプーとよばれるものの多くは、このアミノ酸系シャンプーを使っていることがおおいです。代表的なものでいうと、コマーシャルでもおなじみの「スカルプD」です。

このアミノ酸系シャンプーは、頭髪治療の専門医たちが開発したというだけあって、健康な頭皮を保つための工夫がとてもよくされている、抜け毛・薄毛予防のための画期的なシャンプーです。お笑い芸人の宮迫さんが、実際に使ってフサフサになっていたので、効果は確かなものでしょう。