ブラッシングをすると頭皮を傷つけてしまうかもしれない、と勘違いしている人もいるようです。
たしかに間違ったやり方をしてしまうと、頭皮だけでなく髪の毛のキューティクルまで傷つけてしまうことがあります。しかし正しいブラッシングは頭皮に刺激をあたえて血行促進、抜け毛・薄毛予防につながるのです。
まずはブラシの素材についてですが、よく売っているプラスチックや金属のものは摩擦が大きく頭皮を傷つけることがあるので、できれば避けたほうがいいでしょう。豚の毛やイノシシの毛で作られた天然素材のブラシが売っているので、それを使うようにして下さい。
ブラシの形状については、先の尖っているものは頭皮を傷つけることがあります。またあまり目が細かすぎても、髪が絡まってしまうことがあるので注意が必要です。
ブラッシングのやり方は、なるべく優しくなでるようにしてください。血行促進!と力強くなりすぎないように気をつけて下さい。髪が引っかかっても無理矢理引っ張ったりせずに、ゆっくりと絡みをほどいていく感じでやるといいでしょう。
また髪の毛が乾燥し過ぎていたり、ビショビショに濡れてしまっているときにはブラッシングはしないようにしてください。すこしだけ湿っているくらいがちょうどいいです。
優しい素材で、優しく行う。これが正しいブラッシングの基本です。