2012年11月27日火曜日

植毛をする前に知っておくこと


自毛植毛とは

植毛には大きく分けて、自毛植毛人工植毛の2種類があります。

自毛植毛というのは、その名の通り、残っている自分の毛を使って、毛の薄くなってしまった部分に移植する治療法です。

毛が薄くなってしまっても、完全に全ての毛が抜けてしまうのいうのは稀で、多くの人達は後頭部の毛が残っていると思います。これは、後頭部に生える毛が頭頂部などに比べ、男性ホルモンによるダメージが少ないために起こります。この残った後頭部の毛を生きたまま毛根から、薄くなってしまった部分に植え付けるのです。

この治療法の利点は、植え付ける髪の毛が自分のものなので、違和感なくなじませることができるという点です。デメリットとしては人工植毛に比べ、治療に時間がかかってしまうのですが、健康面などの理由から、現在は自毛植毛を採用するケースが増えてきているようです。


自毛植毛の手術について

植毛を行う際は、麻酔をつかっているので治療中に痛いということはありません。術後数週間は、頭にしびれ違和感を感じるかもしれませんが、次第に馴染んでくると思うので心配は要らないと思います。

極まれに、植毛を行った箇所から出血してしまうというケースもあるようですが、たいていの場合、抑えれば直ぐに止まる程度のもののようです。

また、植毛直後に抜け毛が増えるというケースがあるようですが、これはヘアサイクルによるもので、一時的なものですので心配はありません。


人工植毛とは

人工植毛は、科学的に作られた人工の毛を使って、薄くなった頭皮に植えつける治療法です。キューティクル加工がされていたり、いろんな種類の髪質・色が用意されていたりと、本物と見分けがつかない程のクオリティでできあがっています。

植毛用の針を使い直接頭皮に縫い付けるのですが、体へ害も考えられるため、自毛で植毛を行う人が増えているようです。